エリアL:波濤の共鳴

【作品仕様】全長・幅約10~11m、高さ約4.5~5.2m。

風櫃洞(フォンゲイドン)は澎湖で有名な海食地形で、長年にわたり波が玄武岩の岸壁を叩き、潮水が岩の隙間に流れ込む際、まるでふいごのような残響を生み出し、独特の「海を聴く」体験を形成します。

本作品は風櫃洞の波、岩穴、そして波の音からインスピレーションを得て、岸を叩く波の力を幾重もの光の流れと音波の造形へと変化させ、さらに波濤の音を加えることで、海と岩の間で響き合い続ける大自然の共鳴を表現しています。その中に足を踏み入れると、まるで風櫃洞の岸辺に立っているかのように、波が岩の隙間を通り抜け、礁石を叩くリズムに耳を傾け、時間の彫刻を経た澎湖の海岸地形が放つ壮大さと生命力を体感できます。